昔々、新宿にひとつの喫茶店がありました そこは閉店し、時を超えて復活した喫茶店「青蛾」新宿でなく、東中野の街でこれから愛される喫茶店へ
中野区「東中野」
知ってる東中野はもうそこには無かった 20年以上ぶりだったかな サミットがアトレに、近くに高層マンションでショック受けた
住所は中野区、お隣はすぐ新宿区よ 子どもの頃は東中野もお散歩エリア サミットの2階のサンリオコーナーには大変お世話になりました 懐かしい
東中野駅から山手通りへ、青梅街道方面に向かって歩きます
茶房青蛾(せいが)
一枚の新聞切り抜きを頼りに、てくてく
切り抜きに地図は載ってない 街の看板見たり、近隣民家の住所頼りに無事に辿り着いた スマホなんて要りません なんとかするのがアナログ人間
2017年春に再開店、思っていた以上に綺麗な外観
喫茶店の雰囲気にしては、やや入りにくい外観 ドキドキ...
店内はBGM無し、背筋がピンとしちゃう空気
美術館のような、喫茶店であって喫茶店でない 飾られた絵の数々、昔使われてた食器が飾られていたり、時代を感じる写真が飾ってあったり
テーブルと椅子が少々、お客さんはひとり
ドキドキしながら中央のふたり掛けテーブル席に腰掛け、見渡した 小さなテーブル、食事処では無く、空間を楽しむ喫茶店
茶房青蛾は昔、新宿にあったとか
新宿三越近くの小路にあり、戦後の新宿の喫茶店全盛期を代表する「茶房青蛾(せいが)」が7日、中野区東中野で再び開店。
店主は、マスターの五味敏郎さんの長女、美里(みさと)さん(72)。民家風の店はビルの一室に変わったが、食器や調度品はそのまま使う。
「父の店には及ばないが、静かな異空間をつくりたい」と美里さんは話す。
2017年4月8日 朝日新聞デジタルより引用
青蛾が開店したのは、戦後間もない1947年
- ブレンド 500円
- 本日のクッキー(バター) 100円
落ち着いた感じの、やや年配な男性マスターから説明を受けながら、緊張しっぱなしのわたし、ゆっくり味わってコーヒーをいただきます
クッキーもまた上品な味が口に広がり、コーヒーとの相性抜群
食器は当時使われていたもの
うん、緊張しますよ まじまじ眺めたりしました
メニューあれこれ(一部)
- ブレンド 500円
- 酸味 キューバTL 600円
- 苦味 インドネシア(バリアラビカ神山)600円
- メキシコ(マヤビニック・フェアトレード)600円
- カフェオレ 600円
- マンゴーオレンジパウンドケーキ 350円
などなど
ゆっくり鑑賞しながら味わうコーヒー、またひとつ大人にさせます
贅沢なクッキー、ゆっくりゆっくり食べますよ
新聞の切り抜きをテーブルに広げ、店内にあった新宿の喫茶店の歴史が載った本と一緒に、新宿の移り変わりを知ることができました
新宿区民だったから楽しめる、のかもしれません(生まれる前の話ですが)
新聞記事に載ってる「風月堂」や「珈琲らんぶる」と同期って凄い らんぶるは最近お邪魔した新宿の歴史的建造物的な、時代を感じる喫茶店 風月堂は今のビックロ辺りにあったとか
素敵な空間で、ご馳走様でした
中央線老舗喫茶店まとめも
つらつらっと
わたしが想像していたよりずっと大人な喫茶店 喫茶店じゃない画廊かな 昔の青蛾を知ってる人にぜひ訪れてほしいかな 生まれるずっとずっと前にあった茶房青蛾
ゆっくりする大人の空間、大人の語り合いをぜひこちらで 新聞記事に「パソコン、携帯電話使用は御遠慮してほしい」って書いてあります 東中野でゆっくり時を重ねてください けだまとりこでした
店舗情報【2017年訪問時】
- 中野区東中野2-19-13
- 東中野駅 徒歩5分
- 11:00~20:00(L.O.19:30)
- 毎週月曜、毎月最終日曜定休
- 店内禁煙